神父×悪魔!?
煩悩を喰らって生きる謎の美青年・御母衣は、第一級の異端者として闘う神父・安吾に捕らえられる。しかし、2人もろとも怪異事件に巻き込まれてしまい…

※本書は電子配信中の「小説b-Boy 　激萌え汁だくアダルトエッチ特集（2014年1月号）」に収録されております。

【主な登場人物】
御母衣拓磨（みほろ たくま）
主人公。美貌の青年。人の中に育った妄執の塊「マステマ」を喰らい、退治する。唯一の弱点は乳首で、ここを弄られると体を動かせなくなる。彼の貞操を守るため、神は御母衣の陰茎を蛇と変えた。

宇能パジェス安吾（うのう　ぱじぇす　あんご）
修道騎士団「ハダニエルナイツ」極東アジア教区日本担当の神父であり修道騎士。指輪の契約にて御母衣と無理矢理契約をし、傍に置いている。肉欲にかられそうになると自分を鞭で打つ。

アブディエル
御母衣のつれている狼犬。サタンから離反したといわれている天使と同じ名前。御母衣を唯一の主人とし常に傍にいる。安吾が嫌い。

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【用語集】
妄執の奇天使（マステマ）
モルモットほどの大きさで手足と小さな羽根を持つ。マステマに魂を食い尽くされた人間は「虚無魂（レアゼーレ）」と成り果てる。

門衛騎士修道会（ハダニエルナイツ）
異端信徒を力尽くで排除すると言われる武装修道士集団。安吾はここの修道会に属している神父。

アベル
ハダニエルナイツが700年の間追いかけている第一級の異端者。奇天使を喰らい、不老不死で、堕天使長サタンの心臓を半分持っていると言われている。悪魔（堕天使）たちからは「我が主の花嫁（ロードス・ブライド）」と呼ばれている。

リング
安吾と御母衣がペアで嵌めている指輪。ハダニエルナイツの紋章が入っている。「ロンギヌスの槍」から作られた。安吾しか外せない。

地獄の犬（ヘルハウンド）
『奇天使』を好み、喰らう。御母衣たちとは対立する立場に属している。普通の人間には見えない。
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